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ニューハート・ワタナベ国際病院

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三尖弁閉鎖不全症[サンセンベンヘイサフゼンショウ]

どんな病気?

三尖弁閉鎖不全症は、弁が閉じにくくなり血液が逆流してしまうとても怖い病気です。弁が狭くなるのは先天性やリマウチ性で起こります。弁の付け根が広がって弁尖がひらひらと開いたり、閉じたりする部分が届かなくなったり、生まれたときから弁の発達が不十分だったりする先天性のタイプや、感染性心内膜炎が三尖弁に起こって弁に穴が開いたりちぎれたりするタイプがあります。まず血栓がつまり、肺動脈弁に異常が起き、三尖弁に異常が起きて末端の肺動脈が狭くなります。

どんな症状?

軽度や中度の三尖弁閉鎖不全症の場合はほとんど症状がありませんので、触診やエコー検査などを行います。三尖弁閉鎖不全症の重度の方は右心不全症状といわれる自覚症状があります。具体的には、腹部の不快感や全身がだるく重くなり、虚脱感などが中心となります。また下肢のむくみ、頸静脈の張れ、痛みを伴う肝臓の腫れや腹水などがあります。最も重症になるとチアノーゼや黄胆、体重増加に至ります。

原因は?

三尖弁閉鎖不全症の原因としては、元から重症な肺の病気、例えば肺気腫や肺高血圧症など心臓の左側に起こる疾患によって三尖弁閉鎖不全症になる確率は増加します。まれに肺動脈弁が狭くなることでも強まります。これらを補うために三尖弁が伸びて逆流してしまいます。それ以外にも三尖弁閉鎖不全の原因で珍しいケースとしては、心臓弁の感染症で麻薬の使用、外傷、三尖弁の先天異常、粘液腫性変性などの先天性疾患があります。

検査・診断方法は?

三尖弁閉鎖不全症には軽度、中度、重度の三種類があります。軽度と中度の場合は自覚症状が無いので、この病気のことを知った際は病院で触診やエコー検査を受けてみてください。しかし、三尖弁閉鎖不全症は見つけることが難しい病気ですので、エコー検査や触診でも見つけられない場合もまれにあります。重度の場合は自覚症状で腹部の痛みや足のむくみ、肝臓の腫れや腹水などの症状があります。このような方は病院に行き医者に診断してもらいましょう。

治療法は?

軽度の三尖弁閉鎖不全症の方は治療する必要はありません。しかし、心臓の左側に異常を感じている方は治療をする必要があります。

診療科について

手術などの外科的治療は心臓外科、診察や検査は循環器内科となります。

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