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ニューハート・ワタナベ国際病院

患者さんの声

2014年

大動脈弁閉鎖不全症を二度の手術で

大動脈弁閉鎖不全症(大動脈弁形成術) M.M.さん

向暑の候、渡邊先生をはじめ、ニューハート・ワタナベ国際病院の皆様には、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

さて、昨年九月に渡辺先生に執刀していただいてから、まもなく十ヶ月を迎えようとしています。おかげさまで体調は良好で、趣味のガーデニングを楽しみながら、家族と充実した毎日を過ごしています。手術から時間がだいぶ経ってしまいましたが、今の健康な状態と、改めまして先生方へのお礼を申し上げたく、お手紙を差し上げる次第です。

私は、先生に二度命を救っていただきました。一度目は五年前、先生が東京医科大学にいらっしゃった時です。元日の朝、脳梗塞を起こしてしまいましたが、その原因が僧帽弁の機能不全にあることが地元病院の検査により分かりました。根本的治癒のためには手術が必要であるとの診断でしたが、心臓の手術となると、怖さが先に立ってしまい、簡単には決断できませんでした。その不安を解消してくれたのが、東京医科大にセカンドオピニオンで伺ったときの、渡辺先生でした。お忙しいところ、一時間近くもご説明くださり、その上で「手術を受けるには●●さん自身が納得することが何より大切です」と言ってくださいました。決して急かせることなく、私の気持ちを大切にしてくださるその言葉をいただいて、私は先生を信頼することができ、手術を受けることを決断することができたのです。

手術後の状態もよく、地元の病院での定期的検査でも特に問題はありませんでした。しかし、昨年五月、再び大動脈弁の不全を指摘されてしまったのです。もう一度、あの大きな手術をしなければならないのかと思うと気が滅入る思いでした。でも、手術が避けられないものであるならば、お願いできる先生は渡辺先生をおいて他にはいない、と気持ちは最初から固まっていました。

ニューハート・ワタナベ国際病院で再び先生にお会いし、前回と同様、詳しく丁寧なご説明をいただくことができました。また、前回東京医科大で渡辺先生とともに執刀していただいた山口先生もいらしゃったので、とても心強く感じました。山口先生からは、手術の前日、手術の内容や難しいところ、所要時間の見込み等について詳しくご説明いただきました。難しい箇所があるとのお話に、一気に緊張感が高まりましたが、先生方に全幅の信頼を寄せていましたので、「すべてをお任せすればよいのだ」と言い聞かせ、その晩の眠りについたことを今でもよく覚えています。

手術中の様子は家族から聞きました。モニターを通して心臓の手術の様子を見たこと、山口先生が途中、家族に手術の進行状況を伝えてくれたこと、そして渡辺先生をはじめとするチームの皆様の最高かつ適確な対応で、予定時間より大幅に短い時間で無事手術が終わったこと・・・。麻酔から覚めたのは、すべてが終わり集中治療室に移されてからのことでした。ここでも、山口先生などの皆様に、二十四時間体制で状態を見守っていただきました。また、今回の手術では、富田先生に大きなお力をいただきました。手術の翌日、胸の中に血液が溜まる状況が生じ感染症の恐れも出てきたため、急遽開胸の上、処置をしていただくことになりましたが、その判断と処置をしてくださったのが富田先生でした。富田先生から家族への連絡もしていただいたと聞きました。富田先生に対し、心よりお礼申し上げます。渡辺先生とともに、こうした優れた先生方が、私の手術に当たってくださったのです。本当にありがたいことです。

また、これまでの病院のイメージを覆すようなニューハート・ワタナベ国際病院の施設の充実ぶりに、入院していることを時々忘れてしまうほどでした。最初に伺ったときから退院まで、コンシェルジュと呼ばれる方々の患者の立場に立った献身的な対応も、初めての経験でした。

二度の手術を経験した今、改めて思うことは、かけなえのない命を大切にするためには、医療は何より、よい先生につかなければいけないということです。先生の専門性や経験は言うに及ばす、患者を大切に思って下さるお気持ちやお人柄など、すべてがそろった先生に出会うことができれば、患者は安心して先生の治療に身を任せることができます。栃木県という地方に住む私が、二度にわたって、スーパードクターと讃えられる渡辺先生や渡辺先生のチームの皆様にお世話になることができたのは、今思えば、本当に奇跡のことのように感じられます。そして、もう一つ言えることは、そうした先生方にお世話になることができたのは、自分で思い切ってセカンドオピニオンに一歩を踏み出したからだということです。よいお医者様を、自分で求めていく時代になったのです。

最後になりますが、二度も命をつないでくれた渡辺先生に心から感謝しながら、今後の人生が充実したものとなるよう、一日一日を大切に生きていきたいと考えます。あわせて、ニューハート・ワタナベ国際病院の今後のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。と同時に、長時間に及ぶ緊張と体力を要する手術を連日こなされている先生方ご自身のお体が心配になってしまいます。僭越ではございますが、どうぞ諸先生方をはじめとする、ニューハート・ワタナベ国際病院の皆様方、お体を大切にされますようご祈念申し上げます。

以上、簡単ではございますが、皆様方へのお礼と感謝の気持ちを心より込めて、ご挨拶といたします。

敬具

平成二十七年六月二十六日

渡邊 剛 先生
富田 重之先生
山口 聖次郎先生
ニューハート・ワタナベ国際病院の皆様

手紙
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