「ウルフーオオツカ低侵襲心房細動手術センター」開設

当院は、大塚俊哉医師をセンター長に迎えた「ウルフーオオツカ低侵襲心房細動手術センター」を5月に開設いたしました。これにより、“安全で体に負担をかけない心臓手術の専門病院”として、患者様に大きく貢献できる体制がまたひとつ整いました。

心房細動が原因の血栓が引き起こす脳梗塞などのリスクに対して、皮膚や筋肉を切ることなく小さな傷から挿入した内視鏡による映像を見ながら、最新の手術器械を使用して血栓の形成場所である左心耳を切り取る方法が「ウルフーオオツカ法」です。

「ウルフーオオツカ法」は、30分程度の短時間手術、3日程度と短い入院期間で、抗血栓効果はほぼ一生継続されます。これにより、心房細動による脳梗塞を予防できるだけでなく危険な副作用のある薬の服用が不要になるので、患者様の心理的不安も軽減されます。