拡張型心筋症とは
拡張型心筋症とは、心臓 (特に左心室) の筋肉の収縮する能力が低下し、左心室が拡張してしまう病気です。拡張型心筋症は年齢問わず発生し、子供から年配者までの幅広い年齢層の方に多くみられる症状です。この病気は女性より男性のほうが発症しやすいというデータもあります。
ここでは、拡張型心筋症について症状・原因・治療方法について簡単にご紹介しております。
症状・原因
拡張型心筋症の半分くらいは原因不明です。その他の原因として次のようなものが挙げられます。
・ウイルス感染症
・遺伝的疾患
ウイルスまたは細菌が心筋に感染すると、心筋の収縮力が弱まります。結果的に、心臓の拍動が弱まり、最終的には拍動ができなくなります。この状態が続くと、ポンプ機能が低下し、心不全へ至ります。
症状としては、運動時の息切れや疲労感、胸痛を感じる人もいます。
検査
心臓超音波検査や心臓MRI、確定診断には冠動脈造影を施行します。
治療(手術)法・入院期間・術後
ベータ遮断薬が有効で、また、アンジオテンシン変換酵素阻害薬やアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、利尿剤も併用します。
予防・食事
拡張型心筋症による心不全では塩分制限が最も重要です。大量飲酒も避けた方がよいでしょう。
ニューハート・ワタナベ
国際病院の紹介
心臓血管外科・循環器内科を中心とした高度専門治療を行う「ニューハート・ワタナベ国際病院」では、
身体に優しい小切開手術や手術支援ロボット、ダビンチを用いた超精密鍵穴(キーホール)心臓手術などを提供しています。
診察から手術を通して痛みや負担から患者さんを解放することを目標にし、日々工夫しています。
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