SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))とは,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。医療法人社団東京医心会ニューハート・ワタナベ国際病院も一医療機関として、SDGs(持続可能な開発目標)に対して真摯に向き合い、積極的に取り組んでおります。
患者さんへの取り組み
ハイエンドな低侵襲医療を提供します
当院は、年間の心臓手術数600例以上の実績があり、国内でも有数のハイボリュームセンターです。できる限り患者さんの負担を軽減した低侵襲治療を基本とし、高難度な手技・手術などを含む専門性の高い医療を、高い成功率で最先端かつ安全な治療を提供する体制を整えております。患者さんの未来を導き、健康を提供できるように、職員一同が尽力いたします。
患者さんに良質かつ高度な医療を平等に提供します
診察・手術・治療・検査などを受けるにあたり、すべての患者さんの人格・価値観を尊重し、相互の信頼・協力関係の下で、良質かつ平等な医療を行います。インターネットを利用した問い合わせを用いることで日本中のみならず世界中から心臓病でお困りの患者さんに対応します。また、患者さんの立場に立ってわかりやすく説明をします。
個人情報・プライバシーを厳守します
患者さんの個人情報やプライバシーは厳重に管理・保護します。
職員への取り組み
ジェンダーも国籍も問わない、平等な機会
採用の段階では雇用機会の均等を確保し、入職後もジェンダー・国籍関係なく、17か条のクレドを基準に昇進・キャリアアップの機会を設けております。また、役職員登用においても差は一切ありません。
働きやすい職場を目指します
働き方改革に求められる多様なワークライフバランスを実現するため、業務のデジタル化(DX)による残業時間の削減、有給休暇取得を推進するなど、働きやすい環境作りに力を入れています。
教育制度
- 入職時の研修や実務による職場教育はもちろんのこと、入職後も職種・部門ごとに独自の教育プログラム制度を設けて、職員教育に力を入れております。奨学金制度を導入し、職員の資格取得支援にも積極的に取り組んでいます。
- 看護部ではパートナーシップ・ナーシング・システムを採用し、協力し合う看護提供体制を築いています。ライフイベントに合わせて女性も活躍できる環境とサポート体制が充実しています。
- ロボット心臓手術数世界最多を誇る病院の使命として、外科医や手術チームの教育において、男女平等に機会を提供しています。モニター視による次世代の外科医の教育にも優れており、次世代のダビンチパイロット※の育成に力を入れています。
※ダビンチパイロット=日本ロボット外科学会認定の専門医のこと
コンプライアンスの遵守
「世界一の価値のある心臓病院にすること」を目指し、職員一人ひとりが最高のプロフェッショナルチームの一員として責任と誇りをもって、各種法令を踏まえたコンプライアンス遵守およびガバナンス体制の整備を推進します。
社会貢献・地球環境への取り組み
低侵襲治療の普及活動
身体の負担が少ない低侵襲治療は、患者さんの術後回復時間の短縮、合併症の軽減、医療費や労働生産性に関する経済的な負担をも軽減し、医療福祉の向上に寄与するため、当院ではオーダーメードの低侵襲治療を第一選択肢としてご提案しております。患者さん自身が短時間で社会復帰することで、労働力の回復をも推進します。メディアやSNSなどを通して、積極的に低侵襲治療について一般の方々への情報を提供しております。
ロボット手術
手術支援ロボットの普及に力をいれています。ロボット手術は、医療分野だけでなく設計と製造に関連する産業やイノベーションを刺激し、革新的な進展を促進し、持続可能な経済成長と産業の発展に寄与します。
ライフラインの高効率・省エネルギー設備への更新を計画し実行します
病院内のライフライン(電気・ガス・水道・空調・給湯)設備について、常に高効率・省エネを意識し改善に取り組んでいます。例えば、空調に関する取り組みについては、制御機能を搭載することで、温度・湿度を調整した空気を均等に配分しております。今後もさらなる省エネルギーに向けてより地球にやさしい病院を目指します。
各種医療廃棄物の分別を徹底しています。
廃棄物の管理は各種法令を遵守し、日々の分別はもちろん、出した後も適切に処理されていることを確認し、マニフェストの徹底管理を行っております。
廃棄物の3R(Recycle・Reuse・Reduce)
事業活動によって発生する廃棄物の3Rを推進します。購入段階から再使用、再資源化可能な材料などを取り入れ、廃棄物の減量化を図っております。また、医療資材はできる限りリユースするよう卸業者やメーカーと協働しており、薬品に関しても製造段階でオゾン層を破壊しないものを導入しております。医療廃棄物の安全処理・廃棄については、厳重に管理します。
積極的な情報発信と収集
アカデミックな医療機関として、学会や医学論文で積極的に発信を行い、技術革新の基盤づくりに貢献しています。また、常に医療機器や治療方法の新しい技術に関する情報を収集し、有益なものを導入しています。
安全性・快適性の推進
自然災害・人災等に対応した地域社会との連携、医療の継続的改善を図り、医療消耗品、薬品、食料の備蓄、エネルギー供給の多重化等を含む安全確保、および事業活動による汚染の予防と緑化等、施設環境の改善、快適性を推進します。環境方針・目的の全職員への周知徹底および施設利用者、地域社会、利害関係者等とのコミュニケーション目的とした情報提供、環境広報活動を推進します。
雇用の創出
職員約150名の多様性のある人材雇用により、患者さんにハイエンドな治療の提供を行っております。
SDGsパートナー一覧
登録日 | 自治体 | パートナー名称 | 登録証 |
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2024年 2月13日 |
東京都 足立区 |
あだちSDGsパートナー | 登録証 |
2024年 2月13日 |
埼玉県 春日部市 |
かすかべSDGsパートナーズ | 登録証 |
2024年 2月20日 |
愛知県 一宮市 |
一宮市SDGsパートナー制度 | 登録証 |
2024年 3月21日 |
石川県 金沢市 |
IMAGINE KANAZAWA 2030 パートナーズ | |
2024年 3月22日 |
岡山県 真庭市 |
真庭SDGsパートナー制度 |