房室ブロックとは
心臓の刺激伝導系において、心房から心室に刺激が伝わらない、または刺激伝導が遅延する病態です。
症状・原因
房室ブロックは軽症から重症へ大きく3つに分類され、軽症から順に1度房室ブロック、2度房室ブロック、3度房室ブロックと言います。
2度房室ブロックのMobitz II型や第3度房室ブロックでは動機、めまい、失神を伴う事があります。
息苦しいなどの心不全症状で発症することもあります。
検査
12誘導心電図、イベントモニター、ホルター心電図、心臓電気生理学的検査。
治療(手術)法・入院期間・術後
2度房室ブロックのMobitz II型や第3度房室ブロックではペースメーカー治療の適応となります。
ペースメーカー治療になった患者さんは定期的に外来でペースメーカーのチェックをします。
予防・食事
過度な運動を控え、睡眠不足やストレスを避けるように心がけて下さい。