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下肢静脈瘤[カシジョウミャクリュウ]

下肢静脈瘤とは

下肢静脈瘤とは血液の帰り道である静脈が、内部の血液が下肢に溜まることにより膨れ上がり、表面に浮き出てきた状態です。静脈弁の破壊により血液の逆流が発生し静脈瘤が形成される1次性静脈瘤と、血管内の血栓などにより、血液の帰り道が防がれて発生する二次性静脈瘤に分けられます。

ここでは、下肢静脈瘤はどういう原因で起こり、どんな症状が現われ、どう治療するのかなどについて説明します。

下肢静脈瘤の原因

1次性の下肢静脈瘤は、下肢の静脈の弁が破壊され、血液が逆流を来たし、血管の中に溜まり、静脈が風船のように膨らんでしまったことにより発生します。

下肢の静脈の血液は重力に逆らって心臓に帰ってこなくてはならないため、静脈内には逆流を防止するための弁という構造物があり、血液が一方通行に流れるようになっておりますが、この弁が破壊されることにより逆流が発生します。弁が壊れるのは出産時や慢性的に立ち仕事行っている場合が多いです。この弁不全による逆流は主に足の内側を走行する大伏在静脈や膝の裏側を祖走行する小伏在静脈に発生します。

2次性の下肢静脈瘤は、血栓や腫瘍などにより、静脈が閉塞され、静脈の流れが悪くなり、血液が交通渋滞を起こしたことにより発生します。

下肢静脈瘤の症状

下肢静脈瘤の症状は見た目に血管が「ぼこぼこ」と浮き出る他、血液が溜まることによる足の浮腫み、重い感じ、こむら返りの症状をおこします。また最も深刻な症状は「皮膚へのダメージ」です。血流が淀んだことにより、血液が固まって血栓を形成することで血栓性静脈炎という炎症がおこることがあります。また血液が溜まることで皮下組織に組織液が溜まってうっ滞性皮膚炎という炎症がおこります。炎症がおこると、皮膚の線維化が起こり、皮膚の色調の変化や硬化がおこり、ケガをした際に傷が治りづらくなります。進行すると潰瘍を形成し感染を起こすようになります。

下肢静脈瘤 下肢静脈瘤

下肢静脈瘤の症状として以下が挙げられます。

・足のむくみ
・足が重い
・こむら返り
・かゆみ
・痛み
・湿疹や潰瘍
・出血
・皮膚へのダメージ

下肢静脈瘤の4つのタイプ

下肢静脈瘤には、伏在型(ふくざいがた)・側枝型(そくしがた)・網目状・くもの巣状の4つのタイプがあります。

下肢静脈瘤治療の必要性について

最も深刻な症状は、「皮膚へのダメージ」です。血流が淀んだことにより、血液が固まって血栓を形成し血栓性静脈炎という炎症がおこるケースがあります。
また血液が溜まることで皮下組織に組織液が溜まり、うっ滞性皮膚炎という炎症がおこると、皮膚の線維化や色調の変化・硬化につながり、ケガをした際に傷が治りづらくなります。進行すると潰瘍となり感染を起こすようにもなります。
症状が出ている場合や皮膚障害が出ている場合には手術による治療をお勧めします。

下肢静脈瘤の診断までの流れ

①  病院を探す

下肢静脈瘤を診療するのは、主に血管外科です。ほとんどの病院では心臓血管外科が血管外科の病気を診療していますが、一般外科・皮膚科・形成外科などでも診療を行っているところがあります。また、最近では下肢静脈瘤を専門に扱うクリニックも増えています。

②  問診

問診票に記載された内容をもとに、症状の他に仕事の内容や生活習慣をお聞きして、足の症状が下肢静脈瘤によって起こっているのか、他の病気によるものではないのかなどを確認します

③  検査

エコー検査(超音波検査)が一般的です。場合によっては、CT検査なども行うことがあります。

④  診察

医師が患部を見て、下肢静脈瘤の場所や膨らみ具合、むくみや皮膚の変色が無いかを確認します。

⑤  治療

必要に応じて治療を行います。

※いずれも保険適用です。

下肢静脈瘤の治療・手術方法

症状緩和・予防

生活習慣の改善や弾性ストッキングなどで症状を改善したり、進行を予防する治療です。

血管内焼灼術

逆流を起こしている静脈を焼灼する治療法です。
高周波治療とレーザー治療があり、どちらも保険適用です。

静脈抜去術

蛇行が著しい場合には、静脈抜去術を行って治療します。
保険適用です。

ニューハート・ワタナベ
国際病院の紹介

心臓血管外科・循環器内科を中心とした高度専門治療を行う「ニューハート・ワタナベ国際病院」では、
身体に優しい小切開手術や手術支援ロボット、ダビンチを用いた超精密鍵穴(キーホール)心臓手術などを提供しています。
診察から手術を通して痛みや負担から患者さんを解放することを目標にし、日々工夫しています。

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