縦隔腫瘍とは
縦隔とは左右の肺の間に位置する部分のことを指しており、心臓、大血管、気管、食道、胸腺などの臓器があります。
縦隔腫瘍とは、これらの縦隔内臓器に発生した腫瘍の総称です。
発生年齢は小児から高齢者まで幅広く、また悪性のものもあれば良性のものもあります。
症状・原因
腫瘍の大きさが小さい段階では無症状のことが多く、約半数は胸部エックス線やCT検査で偶然発見されます。
検査
血液検査、胸部レントゲン、CT、MRI、PETなどの検査を行います。
治療(手術)法・入院期間・術後
腫瘍の種類によって、治療方法は異なります。良性腫瘍では一般的に手術が行われることが多く、悪性の場合には手術・放射線治療・抗がん剤治療のいずれかや、これらを組み合わせた治療が行われます。